台風19号による脅威

【聖書】あなたの友、あなたの父の友を捨てるな。あなたが災難に会うとき、兄弟の家に行くな。近くにいる隣人は、遠くにいる兄弟にまさる。    箴言 27:10 

 

一年に1度以上に、大きな災害が起こるようになった。これは東日本大震災から始まったものと考えています。そしてその災害は”どこでも”です。私たちは、そういった一連の出来事にどのように向き合えばいいのかと考えます。

一つは、管理するという役目に気付く事です。二つ目は、自分の身に災害が起こった時には上記の御言葉を思い起こす事です。

1,私たち人間は、神さまから”管理”(創世記1章26節)するようにと勧め託されました。それなのに、私たちは管理するどころか、欲望にかられ、自然をありのまま受け入れず、破壊行為をここ数十年費やしてきました。それは更に、問題でないと言って破壊と汚染を続けているのです。まさに”管理”が出来ていない状況です。

神さまから任された管理とどう向き合う必要があるでしょうか? 一人一人が考えて行く必要があるかと思います。今回も被害が大きかった場所では、次回はそれに対応できるようにと考えるはずです。一方でその為の自然が破壊されていきます。そうすると、更なる想定外の猛威が私たちを脅かすのではと懸念しています。私自身の生き方を考える必要があります。

2,この御言葉(箴言27:10)は、遠い場所にいる両親や兄弟、親戚を蔑ろにしろと言っているのではありません。災難が会った時こそ、傷みが分かり合う身近なものと助け合い、励まし合う大切さが勧められています。更に今までにない理解を双方で深める事もできます。私自身も災害を通して、今では戦友だとも言われています。この時こそ、尚更にクリスチャンとしての生き方を表し、良い宣証ができますように。