Praying through the Word of God(神のことばを通して祈る)


いっさい神にゆだねなさい

2025年6月9日

 

"あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。"

ペテロの手紙 第一 5章7節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

 

神さま、

今、私の心の中には、たくさんの不安や悩みがあります。

将来のこと、人間関係、健康、家族のこと――

自分ではどうにもできない思いが、心に重くのしかかっています。

 

でもあなたは、

「すべての思い煩いをわたしにゆだねなさい」と言ってくださいます。

私のことを本当に気にかけてくださっていると知って、ほっとします。

 

だから今、私はこの心配を、あなたに手渡します。

握りしめていた不安を、主にゆだねます。

どうか、聖霊さまの力で私の心を守ってください。

聖霊さまが共にいてくださることを信じます。

 

私のすべての思いを受け取ってくださる神さま、

ありがとうございます。

イエスさまの愛と平安が、私の内に静かに広がりますように。

 

主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


何も思い煩わないで

2025/06/08

 

"何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。

そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。"

ピリピ人への手紙 4章6~7節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

祈り文

 

神さま、

心配や不安が押し寄せるとき、

どうか私の心を聖霊さまの平安で満たしてください。

 

どんなことでも、神さまに祈ってよいと教えてくださって、ありがとうございます。

今、私が抱えている願いや悩み、すべてをイエスさまに打ち明けます。

うまく言葉にできなくても、私の心の中を主はすべてご存じです。

 

感謝の気持ちをもって、主にこの思いをゆだねます。

主のなさることは最善だと信じます。

 

神さま、どうか私の心と考えを守ってください。

イエスさまを信じることで、私の内側に聖霊さまの深い平安が流れ込みますように。

 

状況が変わらなくても、

聖霊さまによる平安が私を包み、私の心に静けさを与えてくれることを信じます。

 

主イエス・キリストの名前によって祈ります。

アーメン。

 


私を癒やしてください

2025/06/07

 

"「私を癒やしてください、主よ。そうすれば、私は癒やされます。私をお救いください。そうすれば、私は救われます。あなたこそ、私の賛美だからです。"

エレミヤ書 17章14節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

祈り文

 

 

神さま、

どうか私を癒してください。

神さまが癒してくださるなら、私は本当に元気になります。

心も体も、主の癒しを必要としています。

 

私を救ってください。

主が救ってくださるなら、私は本当に安心できます。

今、弱さや不安でいっぱいですが、

そんな私を主が受け止め、立ち上がらせてくださることを信じます。

 

主は私の力であり、希望であり、

どんなときも私が賛美したいお方です。

 

病があっても、思うようにいかなくても、

聖霊さまが共にいてくださるなら、私は一人ではありません。

どうか、イエスさまの愛で包んでください。

イエスさまのやさしい手で、癒してください。

 

イエスさまのお名前によって祈ります。

アーメン。


わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。

2025/06/06

 

"使徒たちと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。"

使徒の働き 1章4節

 

"ですから、神の右に上げられたイエスが、約束された聖霊を御父から受けて、今あなたがたが目にし、耳にしている聖霊を注いでくださったのです。"

使徒の働き 2章33節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

 

祈り

 

天の父なる神さま。

 

あなたの変わることのないご計画と、時を満たして成し遂げられるみわざを心からあがめます。

主イエスさまが復活された後、弟子たちとともにおられたとき、「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい」と命じられました。

その御言葉どおり、弟子たちは約束を信じ、祈りつつ待ち望みました。

 

そして、ペンテコステの日に、あなたはその約束を成就されました。

神の右に上げられた主イエスさまが、御父から受けた聖霊さまを、今私たちが見聞きしているように、注いでくださいました。

それはただの出来事ではなく、あなたの救いの歴史の中心にある、御国の始まりのしるしでした。

 

主よ、私たちもまた、この時代に生きる者として、同じ約束のゆえに祈り、待ち望みます。

私たち自身の力ではなく、あなたが与えてくださる聖霊さまによって導かれ、教えられ、強められて歩みたいのです。

 

どうか、あなたの聖霊さまが今日も私たちのうちに豊かに働き、恐れではなく信仰を、閉ざされた心ではなく大胆な証しを、無力さではなくあなたの力にある喜びを与えてください。

 

父の約束を信じ、忍耐をもって祈り続けた初代の教会のように、私たちもまた、あなたの時を信頼し、御霊の注ぎを待ち望みます。

主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

 


聖霊があなたがたの上に臨むとき

2025/06/05

 

"しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」"

使徒の働き 1章8節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

祈り

 

愛する天の父なる神さま、

 

神さまの御言葉を心に留め、感謝します。

「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」(使徒の働き 1章8節)

 

この御言葉は、私たちに主の聖霊さまが力と導きを与え、世界中にイエスさまの証を広める使命を委ねていることを教えています。

私たち一人ひとりが、主の聖霊さまによって新たな力を受け、主の愛と福音を伝える証人となるよう願います。

 

どうか、私たちが日々の生活の中で主の導きに従い、勇気と喜びを持って証しを行えますように。

また、私たちの周りにいる人々に主の救いの恵みが届きますように祈ります。

 

主の聖霊さまに満たされ、力を受けて、世界中にイエスさまの光を輝かせることができますように。

すべてを聖霊さまに委ね、感謝と賛美をもって祈ります。

 

イエス・キリストの御名によって、祈ります。

 

アーメン。

 


すべての人の心をご存じである主

2025/06/04

 

 

"そしてこう祈った。「すべての人の心をご存じである主よ。この二人のうち、あなたがお選びになった一人をお示しください。

ユダが自分の場所へ行くために離れてしまった、この奉仕の場、使徒職に就くためです。」

そして、二人のためにくじを引くと、くじはマッティアに当たったので、彼が十一人の使徒たちの仲間に加えられた。"

使徒の働き 1章24~26節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

 

天の父なる神さま、

 

私たちは主の御前に心を向け、深く感謝します。

神さまはすべてをご存じであり、私たち一人ひとりの心を見抜かれるお方です(使徒の働き 1:24)。

この御言葉を通して、主が私たちの思いや願いをもご存じであることを思い起こさせてください。

 

私たちは、主の御心にかなう者をお選びになるあなたのご計画に信頼しています。

主は時に、選びのくじや導きを通して、イエスさまの使命を担う者をお定めになります。

この物語のように、聖霊さまはマッティアを使徒に選び加えられたように、私たちの人生においても、神さまの御計画に従って導いてください。

 

どうか、私たち一人ひとりが聖霊さまの御心に従い、神さまのお選びになる道を歩むことができるよう助けてください。

主の導きと選びに信頼し、忠実に従う心を与えてください。

 

私たちは、聖霊さまの愛と導きに感謝しつつ、イエス・キリストの御名によって祈ります。

 

アーメン。

 


イエスの復活の証人

2025/06/03

 

"ですから、主イエスが私たちと一緒に生活しておられた間、

すなわち、ヨハネのバプテスマから始まって、私たちを離れて天に上げられた日までの間、いつも私たちと行動をともにした人たちの中から、だれか一人が、私たちとともにイエスの復活の証人とならなければなりません。」"

使徒の働き 1章21~22節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

祈り

 

主イエス・キリストさま

主がこの地におられた日々を、ともに歩んだ弟子たちのように、

私たちもまた、主の御声に聞き従い、日々主とともに歩む者でありたいと願います。

 

ヨハネのバプテスマから始まり、

十字架を経て復活され、天に昇られたイエスさまのすべてのわざを見届け、

証しするために選ばれた最初の弟子たちの姿を思うとき、

私たちもまた、この時代にあってイエスさまの復活を証しする者として、

心を整え、召しに応える者としてください。

 

いつもそばにおられたイエスさまが、

今も変わらず私たちとともにおられることを信じ、

この世にあって主の光を映し出す器とならせてください。

 

主よ、どうか私たち一人ひとりを

イエスさまの御業の証人としてお用いください。

 

主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。

 


御霊の実は

2025/06/02


"しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、

柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。"

ガラテヤ人への手紙 5章22~23節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


愛する天の父なる神さま。

あなたが私たちに、イエス・キリストの十字架と復活という、かけがえのない福音を与えてくださったことを、心から感謝いたします。

私たちは時に、迷いや不安にとらわれ、信仰が揺らぐこともありますが、そのような私たちにこそ、主イエスは近づいてくださり、「わたしはいつもあなたと共にいる」と約束してくださったことを覚えて感謝します。

私たちが信仰の原点に立ち返り、初めてイエスさまと出会ったあの喜びと感動を思い出すことができますように。そして、日々の歩みの中で、聖霊の導きを受けながら、御霊の実――愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制――を実らせていく者とならせてください。

どうか、与えられた福音を自分のうちにとどめることなく、隣人に、世界に向けて語り伝える者として、私たち一人ひとりを用いてください。

この新しい一週間、どんな時もあなたが共にいてくださることを信じて、希望をもって歩むことができますように。

私たちの救い主、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン。


あなたがたがどこに住んでいても

2025/06/01

 

【情報】

6月 聖書の中の祭り レビ記 23章15–21節

● ヘブライ語:Shavuot(シャブオット)

● ギリシア語:Pentēkostē(ペンテコステ)

•小麦の収穫感謝

•律法がシナイ山で与えられたことの記念

•キリスト教においては、聖霊降臨(使徒の働き2章)の日とされる

 

【聖句】

"その同じ日に、あなたがたは聖なる会合を召集する。それは、あなたがたのためである。いかなる労働もしてはならない。これは、あなたがたがどこに住んでいても、代々守るべき永遠の掟である。"

レビ記 23章21節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

【祈り】

主なる神さま。

神さまが日々、私たちにいのちと恵みを与えてくださっていることを、心から感謝します。

今、私たちは御前に静まり、神さまが定められた「聖なる会合」の日に心を向けます。

 

「その同じ日に、あなたがたは聖なる会合を召集する。

それは、あなたがたのためである。」――この御言葉にあるように、

主が私たちのために特別に設けてくださったこの集いの時を、

感謝とともに受け取ります。

 

どうかこの日が、私たちにとってただの休みではなく、

神さまを礼拝し、御声に耳を傾け、御前に心を注ぐ大切なひとときとなりますように。

イエスさまの臨在が、集められたすべての人の上に豊かに注がれますように。

 

私たちが住む場所がどこであっても、

代々、神さまの御言葉を守り続ける者とされますように。

この世の忙しさや働きから一歩引いて、

神さまの安息と導きのうちに憩う日を、いつも覚えさせてください。

 

神さまがこの「会合」を「私たちのために」備えてくださったことに深く感謝し、

喜びとへりくだりをもって、心から礼拝をささげます。

 

この祈りを、私たちの救い主イエス・キリストの御名によっておささげします。

アーメン。


御腕

2025/05/31

 

"見よ。神である主は力をもって来られ、その御腕で統べ治める。見よ。その報いは主とともにあり、その報酬は主の御前にある。"

イザヤ書 40章10節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

 

全能の主よ。

神さまは力ある御腕をもって来られ、この世界を治めておられるお方。

私たちは神さまのご支配の中に生かされ、神さまの正義と恵みに信頼を置きます。

 

見よ、主の報いは確かで、

その報酬は主の御前に備えられています。

私たちの歩みを見ておられ、

どんな小さな忠実さにも、深い愛をもって応えてくださることを感謝します。

 

どうか、恐れに支配されそうな時も、

イエスさまの力強い御腕に身をゆだね、

主の正しい道に歩み続けることができますように。

 

主よ、あなたのご支配が私たちの人生にも、

この地にも、豊かに現されますように。

御名によってお祈りします。アーメン。


癒す主

2025/05/30


祈り文


癒し主なる神さまへ


恵みと憐れみに満ちた主よ、

神さまは昔も今も変わらず、「わたしは、あなたがたを癒す主である」出エジプト記15:26と語ってくださいます。

そのみことばに、わたしたちは希望を見いだします。


病の苦しみにある者に、主の御手を差し伸べてください。

心の痛みと重荷を抱える者に、主の慰めの霊を注いでください。

見えない傷に泣く者に、イエスさまの御顔の光をもって包んでください。


主よ、癒すことのできない痛みを知りません。

主イエスさまの十字架と復活の力は、

すべての傷を癒やし、砕かれた心を立て直すことがおできになります。


今ここに、わたしの全存在を聖霊さまに委ねます。

どうか、主の御手で触れてください。

イエスさまのいやしの力が、静かに、深く、わたしを満たしますように。


「わたしは、あなたがたを癒す主である」――

この御言葉を信じて、感謝して祈ります。

癒し主イエス・キリストの御名によって。

アーメン。


いつも心を一つにして

2025/05/29

 

"彼らは町に入ると、泊まっている屋上の部屋に上がった。この人たちは、ペテロとヨハネとヤコブとアンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党員シモンとヤコブの子ユダであった。

彼らはみな、女たちとイエスの母マリア、およびイエスの兄弟たちとともに、いつも心を一つにして祈っていた。"

使徒の働き 1章13~14節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

祈り文

 

天の父なる神様、

私たちは今、神様の御前に心を合わせて祈ります。主は、弟子たちが町に入り、みんなで一つになって祈る姿をお示しくださいました。

私たちも、女たちやイエス様の母マリア、そして兄弟たちとともに、いつも心を一つにして神様に祈ります。イエス様の愛と恵みを求め、神様の御心を知るために、私たちの心を一つにして祈ることの大切さを覚えます。

どうか、私たち一人ひとりがイエス様と深くつながり、互いに支え合いながら祈り続けることができますように。神様の導きと平和が、私たちの中に満ちあふれ、イエス様の御心がなされますように。

イエス様のお名前、または主の御名によって祈ります。

アーメン。


二人か三人が

2025/05/28

 

 

"まことに、もう一度あなたがたに言います。あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。

二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」"

マタイの福音書 18章19~20節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

祈り文

 

祈り

 

天の父なる神様、

 

イエス様の約束を感謝します。私たちが心を一つにして祈るとき、神様は必ず応えてくださると約束してくださいました。

 

今、私たちは神様の御前に集まり、聖霊様の導きと恵みを求めて祈ります。たとえ少人数でも、イエス様の名によって集まるとき、イエス様も私たちとともにいてくださることを信じます。

 

どうか、私たちの祈りに耳を傾け、神様の御心がなされますように。イエス様の愛と平和が私たちの心に満ちあふれ、神様の御旨を行う力を与えてください。

 

イエス・キリストの御名によって祈ります。

 

アーメン。


エルサレム・デーを覚えての祈り イザヤ66:10

2025/05/27



恵み深い天の父なる神さま。


「エルサレムとともに喜べ。すべて彼女を愛する者よ」――

この御言葉を心に受け止めながら、今日、エルサレム・デーを覚えて祈ります。


神様の目にとって尊い都、エルサレム。

そこには、主の救いの御業が始まり、御子イエス・キリストの苦しみと栄光が現された聖なる地があります。

私たちもまた、この都を愛し、主のご計画の成就を心から待ち望みます。


どうか、エルサレムに平和を、そこに生きるすべての人々に慰めと喜びをお与えください。

今なお涙する者たちの上に、主の憐れみと真の癒しが注がれますように。

争いの地にあって、イエス様の平和の約束が現実となるように、私たちをも祈り人として用いてください。


私たちもまた、神の都を慕い、苦しむ者とともに泣き、喜ぶ者とともに喜ぶ者とされたいと願います。

どうか私たちのうちに、主の慰めと希望の霊を満たしてください。


この祈りを、エルサレムの救い主、主イエス・キリストのお名前によっておささげいたします。

アーメン。


人々が一つになって

2025/05/26



"そのころ、百二十人ほどの人々が一つになって集まっていたが、ペテロがこれらの兄弟たちの中に立って、こう言った。"

使徒の働き 1章15節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


天の父なる神様、


今、主の御前に心を向けて祈ります。イエス様が私たちを愛し、共に集まることの大切さを教えてくださることに感謝します。


たとえ今は一人で祈っていても、私たちがイエス様の教えに従い、仲間と共に集まることの意味を覚えています。神様は私たちを一つにし、励まし合い、支え合うことを望んでおられます。


どうか、私たちがイエス様の家族として、互いに励まし合い、イエス様の愛を分かち合えるよう導いてください。神様の御心に従い、集まることの喜びと大切さを忘れずに歩むことができますように。


神様の恵みと平和が、私たち一人ひとりに満ちますように。


イエス・キリストのお名前によって祈ります。


アーメン。


年を経た方、父なる神

2025/05/25


"私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲とともに来られた。その方は『年を経た方』のもとに進み、その前に導かれた。

この方に、主権と栄誉と国が与えられ、諸民族、諸国民、諸言語の者たちはみな、この方に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。"

ダニエル書 7章13~14節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


永遠の主よ、

あなたは夜の幻の中で、ダニエルに栄光に満ちた御子の姿を示されました。

人の子のような方が天の雲に乗って来られ、「年を経た方」の御前に進み、

すべての国と民と言語の民がこの方に仕えると告げられました。


主よ、その御方はまことにイエス・キリスト、私たちの救い主。

あなたは御子に、永遠の主権と栄誉と国を与えられました。

その御支配は過ぎ去ることがなく、その御国は決して滅びることがありません。


私たちはこの約束を信じ、今ここに心をひれ伏せ、主の御支配を仰ぎ見ます。

混乱と不安に満ちるこの世のただ中で、

あなたの御国がすでに始まっていること、そして完成の日が来ることを希望として抱き続けます。


どうか、私たちの心を整えて、

キリストの主権のもとに生きる者として、日々を誠実に歩ませてください。

御名が全地にあがめられ、御国の栄光が現されますように。


主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


主の日

2025/05/24


"見よ、主の日が来る。あなたから奪われた戦利品が、あなたのただ中で分配される。

「わたしはすべての国々を集めて、エルサレムを攻めさせる。都は取られ、家々は略奪され、女たちは犯される。都の半分は捕囚となって出て行く。しかし、残りの民は都から絶ち滅ぼされない。」

主が出て行かれる。決戦の日に戦うように、それらの国々と戦われる。"

ゼカリヤ書 14章1~3節

"主は地のすべてを治める王となられる。その日には、主は唯一となられ、御名も唯一となる。"

ゼカリヤ書 14章9節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



主の日


聖なる主よ、

あなたの御言葉にあるように、「主の日」が来ることを、私たちは畏れと希望をもって受け止めます。

世界が揺れ動き、人の力ではどうにもできない災いと裁きが訪れる中にあっても、

あなたがすべてを治める王となられることを、心から信じて感謝いたします。


エルサレムが攻められ、家々が荒らされ、人々が捕らえられると預言されたその厳しさの中にも、

あなたが残された者を滅ぼされず、主ご自身が戦われると告げられています。

正義と憐れみをもってご介入くださるあなたの御力に、私たちは望みを置きます。


どうか、私たちの時代にもあなたの御名が唯一なるものとされ、

すべての地において、あなたが真の王としてあがめられますように。

私たちの心を整え、「主の日」を迎える者として、

御前にへりくだり、悔い改め、真実に歩む者とならせてください。


主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


神の国、平和と調和の祈り

2025/05/23


"狼は子羊とともに宿り、豹は子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜がともにいて、小さな子どもがこれを追って行く。

雌牛と熊は草をはみ、その子たちはともに伏し、獅子も牛のように藁を食う。

乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子は、まむしの巣に手を伸ばす。

わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、滅ぼさない。主を知ることが、海をおおう水のように地に満ちるからである。"

イザヤ書 11章6~9節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


神の国、平和と調和の祈り


天の父なる神さま、

主の御名を賛美します。

主は私たちに、平和と調和の世界を約束してくださいました。

主の御心にかなった世界が実現する日を待ち望みながら、心を込めて祈ります。

どうか、私たちの心に神様の愛と平和を満たしてください。

争いと憎しみを取り除き、すべての生き物と人々が共に暮らす調和の中に導いてください。

神様の御手のもとで、自然と動物たちが安全に暮らし、子どもたちが恐れずに遊ぶことができる世界を築くことができますように。

私たちに神様を知る知識と理解を与え、イエス様の平和のメッセージを伝える者とさせてください。

神様の御国が地に満ち、すべてのものが主の愛によってつながる日を信じて待ち望みます。

イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン


再臨を待ち望む祈り

2025/05/22


"ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に就いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これを支える。今よりとこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。"

イザヤ書 9章6~7節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



再臨を待ち望む祈り


天の父なる神様、

あなたの偉大な約束に感謝します。私たちは、あなたの御子イエス・キリストが生まれたときに預言された、「ひとりのみどりご」が私たちのために生まれ、その肩に主権が置かれることを信じております。

神様は、「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれるお方です。私たちは、このお方が再び来られる日を心待ちにし、あなたの栄光と王国の完全な実現を願っています。

どうか、私たちの心を清め、神様の御言葉にしっかりと立つ信仰を強めてください。神様の王国は、今より増し加わり、限りない平和と正義によって堅く立つと約束されています。私たちは、その日を待ち望み、神様の再臨を心から願います。

主よ、あなたの熱心によって、あなたの約束が成し遂げられることを信じます。私たちを導き、あなたの栄光の現れの日まで、信仰と希望を持ち続けることができるよう助けてください。

イエス・キリストのお名前によって、心から祈ります。

アーメン。


再臨の希望を込めた祈り

2025/05/21


"そしてこう言った。「ガリラヤの人たち、どうして天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行くのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになります。」"

使徒の働き 1章11節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



天の父なる神さま、

イエス様の偉大な約束に感謝します。私たちは神様の御子イエス・キリストが天に上られたことを信じ、その約束に希望を持ちます。主は、「あなたがたを離れて天に上ったこのイエスは、またおいでになります」と約束してくださいました。

私たちは今、イエス様の再臨を待ち望み、心を新たにし、主の御言葉に従って生きる決意を新たにします。どうか私たちの信仰を強め、イエス様の栄光と力を知ることができますように。主の来臨の日を心待ちにしながら、日々の歩みを聖霊様に捧げます。

どうか、私たち一人ひとりを導き、主の御心にかなった人生を歩むことができるよう助けてください。神様の御子の再臨に備えて、心を清め、信仰を堅く持ち続けることができますように。

アーメン、イエス様 すみやかに来て下さい。

イエス・キリストのお名前によって祈ります。

アーメン。


再臨の主を待ち望む祈り

2025/05/20


"御霊と花嫁が言う。「来てください。」これを聞く者も「来てください」と言いなさい。渇く者は来なさい。いのちの水が欲しい者は、ただで受けなさい。"

ヨハネの黙示録 22章17節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り文


天の父なる神様、私たちは主の御霊と花嫁の声に耳を傾け、心から「来てください」と願います。主の再臨を待ち望み、その日を心で待ち焦がれています。

私たちの渇きは深く、主のいのちの水を唯一の源としています。どうか、私たちに主の恵みと救いを与え、心の乾きが満たされるようにしてください。

神様が約束された再臨の日を私たちは待ち望み、祈り続けます。主の御声に応えて、「来てください」と答える者となることができますように。

どうか、私たちの心と魂を清め、主の御臨在を迎える準備が整いますように。主の光と愛に包まれて、いつも主に期待し、待ち望む者でありますように。

主イエス・キリスト、あなたの再臨を心から祈り、待ち望みながら、私たちの人生を主の栄光のために歩みます。イエス様の来臨の日まで、信仰を堅く持ち続けられるよう助けてください。

イエス様の御名によって祈ります。アーメン。


聖霊様への祈り

2025/05/19


"北風よ、起きなさい。南風よ、吹きなさい。私の庭に吹いて、その香りを漂わせておくれ。私の愛する方が庭に入って、その最上の実を食べることができるように。"

雅歌 4章16節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



天の父なる神さま、


神様の御霊に感謝します。主の御霊が私の心に吹き入ることを心から感謝します。北風や南風のように、主の御霊が私の内に起き、私の人生に新しい香りと喜びをもたらしてください。


どうか、主の御霊が私の心を満たし、私の内側から最上の実を結ばせてください。主の導きによって、私の歩みが清められ、主の御旨にかなう者となることができますように。


私の人生のすべての場所に、キリストの香りが漂いますように。主の恵みと愛を感じながら、心から主に委ね、主の働きに期待し、信じて祈ります。


イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。


聖霊による力と証

2025/05/18


"また、わたしがあなたがたのうちにわたしの霊を入れると、あなたがたは生き返る。わたしはあなたがたを、あなたがたの地に住まわせる。このとき、あなたがたは、主であるわたしが語り、これを成し遂げたことを知る──主のことば。』」"

エゼキエル書 37章14節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


天の父なる神様、

あなたの偉大な恵みと慈しみに感謝いたします。神様は私にあなたの御霊が宿っていることを示してくださいました。御霊が私の内に宿り、私を新たに生き返らせてくださったことを心から感謝します。

どうか、神様の御霊が私の心と生活を導き、力づてください。御霊によって、日々御言葉に従い、神様の栄光を証しできる者とさせてください。

また、神様がお語りになる御言葉を心に留め、御霊の働きにより多くの人々に神様の愛を伝えることができるように導いてください。御霊が宿っていることを誇りとし、その恵みに感謝しながら生きる者とさせてください。

御霊の働きに期待し、信じて祈ります。イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。


主の霊に満たされて

2025/05/17


"その上に主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、思慮と力の霊、主を恐れる、知識の霊である。"

イザヤ書 11章2節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


天なる父なる神さま、

あなたの御名を心から賛美します。あなたの御霊が私たち一人ひとりにとどまることを感謝します。あなたの霊は、知恵と悟りをもたらし、思慮と力を与えてくださいます。

どうか、私の心にあなたの御霊を豊かに注ぎ、あなたを恐れる敬虔な心を育ててください。あなたの知識と真理を深く理解し、あなたの導きに従って歩むことができるように助けてください。

あなたの霊の働きによって、私の内に平安と力が満ち溢れ、周りの人々にもあなたの愛と光を伝えることができますように。あなたの御霊に満たされて、日々新たにされ、あなたの御心を行う者とさせてください。

イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。


世の終わりまで共にいる約束

2025/05/16


"ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、

わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」"

マタイの福音書 28章19~20節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


天の父なる神さま、


神様の偉大な愛と恵みに感謝します。主は私たちに命じて、すべての国の人々に福音を伝え、弟子とする使命を与えてくださいました。私たちが主の御名においてバプテスマを授け、主の教えを守ることができるように、導いてください。


イエス・キリストの名によって祈ります。主が世の終わりまで私たちとともにいてくださる約束を覚え、どこにいても主の愛と導きに頼ることができますように。


また、イエス様の御言葉を語る時を見極め、勇気と知恵をもって伝えることができるように導いてください。主の御手の中で生きることの喜びと平安を、周りの人々と分かち合うことができますように。


神様の栄光と恵みを心から感謝し、イエス・キリストの御名によって祈ります。


アーメン。


イエス・キリストの権威によりて

2025/05/15


"イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。"

マタイの福音書 28章18節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


天の父なる神さま、

あなたの偉大な権威と力を心から賛美します。

イエス・キリストが天と地のすべての権威を持っておられることを感謝し、その御業(みわざ)に信頼します。


私たちの人生においても、あなたの導きと力を求めます。

困難な時も、あなたの権威によって立ち向かい、恐れることなく歩むことができますように。

あなたの御言葉と愛によって、私たちの心と行いを変えてください。


この世界においても、あなたの栄光があらわれますように。

私たち一人ひとりが、イエス・キリストのみによって力を得て、あなたの御心を行う器となることができますように。


イエス・キリストの名によって祈ります。

アーメン。



祈り文送付について


平素よりお祈りへのご協力、誠にありがとうございます。


この度、明日のための祈り文を前日中に、決まった時間に縛られずにお送りすることといたしました。祈り文のタイトル下には日付を記載しておりますが、その当日、皆さまのご都合に合わせ、お好きな時間に聖書箇所と祈り文を朗読、お祈りいただければ幸いです。


どうぞよろしくお願いいたします。


涙のエレミヤへの祈り

2025/05/14


天の父なる神さま、

あなたの偉大なる憐れみと真実に、心から感謝いたします。

あなたは時の流れの中で、人々の罪と苦しみを見つめ、その叫びに耳を傾けてくださいました。


主よ、私たちは今、「涙のエレミヤ」と呼ばれる預言者エレミヤを思い起こします。

彼はあなたの言葉を受け取り、真理を語り続けましたが、その言葉はしばしば人々に拒まれ、

彼は涙を流し、民の堕落と破滅を嘆きました。

「わたしの目は涙の川となって流れ出る。

わたしの民が滅びるゆえに。」(エレミヤ書9章1節)


しかし、その涙は、ただ悲しみの表れではなく、民を愛し、彼らの回復を願う愛の涙でした。

「彼らはいやしようもない傷を負っている。それなのに、わたしは彼らを捨てることができない。」(エレミヤ書8章22節)


主よ、私たちもエレミヤのように、世の痛みと悲しみに心を痛める者でありたいと願います。

あなたの御心に従い、正義と真理を求めつつ、それを語る勇気を持ち続けることができますように。

「こうしてあなたはわたしの民の間で、堅固な青銅の城壁のようになる。

彼らはあなたと戦うが、あなたには勝てない。わたしがあなたとともにいて、

あなたを救い、助け出すからだ。」(エレミヤ書15章20節)


私たちが時に孤独を感じ、声を拒まれるときも、エレミヤの涙を思い起こし、

あなたが共にいてくださる確信を持って進むことができますように。


どうか私たちに、涙を通して癒しをもたらし、

絶望の中にも希望を見いだす信仰をお与えください。

「主の慈しみは尽きることがなく、その憐れみは尽きることがない。

それは朝ごとに新しい。」(哀歌3章22-23節)


主イエス・キリストの御名によって、この祈りをおささげいたします。

アーメン。



信じる力と揺るがぬ信仰を求めて

2025/05/13



"さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示された山に登った。

そしてイエスに会って礼拝した。ただし、疑う者たちもいた。"

マタイの福音書 28章16~17節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


天の父なる神さま、

あなたの御子イエス・キリストが復活し、弟子たちに現れてくださったことを感謝します。弟子たちはガリラヤの山であなたを礼拝しました。しかし、その中には疑いを抱く者たちもいたと、聖書は記しています。


主よ、私たちもまた、信仰の中で迷い、疑いに苦しむことがあります。目に見えないあなたのご計画に不安を覚え、困難に直面するとき、心は揺れ動きます。しかし、そのような私たちをもあなたは招き、御前に引き寄せてくださいます。


主イエスさま、あなたは疑う者たちをも退けず、信じることを促し、愛と真実を示してくださいました。どうか私たちも、その愛に支えられ、信仰を新たにすることができますように。


疑いを超えて、あなたに心から礼拝し、あなたの御声に従うことができるように、聖霊さまの助けをお与えください。私たちの信仰が深まり、揺るぎないものとなりますように。


主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


ヨハネ11章25節からの祈り

2025/05/12


天の父なる神さま、

主は永遠に生き、私たちに真のいのちを与えてくださるお方です。

父なる神様の御子、主イエス・キリストは、こう語られました。


「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きます。

また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。」(ヨハネ11:25-26)


主よ、この約束の言葉を感謝いたします。

私たちはしばしばこの世の死の影、悲しみ、絶望に直面します。

しかし、父なる神様の御子イエス・キリストは、死をも打ち破る救い主であることを信じています。


ラザロを死から呼び戻し、その家族に希望をもたらしたように、

私たちにも絶望の中に光を差し込み、

心に新しいいのちを注いでくださることを信じます。


主よ、どうか私たちの信仰を強め、

イエス様が「よみがえり」であり「いのち」であることを、日々の歩みの中で確信させてください。

たとえ試練や悲しみの中にあっても、

主の臨在が私たちを包み、主の愛が私たちを支えてくださることを知ることができますように。


主イエスの御名によって祈ります。

アーメン。


真実の証しを求めて

2025/05/11


"彼女たちが行き着かないうちに、番兵たちが何人か都に戻って、起こったことをすべて祭司長たちに報告した。

そこで祭司長たちは長老たちとともに集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、

こう言った。「『弟子たちが夜やって来て、われわれが眠っている間にイエスを盗んで行った』と言いなさい。

もしこのことが総督の耳に入っても、私たちがうまく説得して、あなたがたには心配をかけないようにするから。」

そこで、彼らは金をもらって、言われたとおりにした。それで、この話は今日までユダヤ人の間に広まっている。"

マタイの福音書 28章11~15節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


天の父なる神さま、

あなたの御前にへりくだり、心を込めて祈ります。


復活の朝、あなたの御子イエス・キリストが墓からよみがえられたという、偉大な奇跡の出来事がありました。しかし、その驚くべき真実を覆い隠そうとする人々もいたことを、私たちは聖書の言葉を通して知ります。


祭司長たちと長老たちは、自分たちの立場を守るため、兵士たちに偽りの証言をさせ、多額の金を払い、その嘘を広めました。彼らは真理を知りながらも、その真理を受け入れることを拒み、偽りに逃げました。


主よ、私たちはこの世においても、時に嘘や誤った情報が広がり、真実が覆い隠されることを目の当たりにします。私たちもまた、恐れや利害のために、真実を見逃し、偽りに引きずられそうになることがあります。


しかし、あなたは真実そのものであり、イエス・キリストは「わたしは道であり、真理であり、いのちです」(ヨハネ14:6)と語られました。どうか私たちも、どのような状況にあっても、真実を求め、真実に立ち続ける者としてください。


たとえ偽りが広がろうとも、イエス・キリストの復活という不変の真理が、私たちの信仰の礎であることを忘れません。あなたの真理の光が、私たちの心を照らし、揺るがぬ信仰を育ててくださいますように。


主よ、この祈りを、あなたの愛と真理のうちに、主イエス・キリストの御名によっておささげいたします。

アーメン。


すでに内におられる聖霊さま

2025/05/10


"見よ。わたしは、わたしの父が約束されたものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」"

ルカの福音書 24章49節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


天の父なる神さま、


神さまの偉大な愛と恵みに感謝します。

すでに私たちの内におられる聖霊さまに感謝し、神さまの導きと力を受け入れます。


どうか、聖霊さまが私たちを導き、変えてくださることを信じます。イエスさまの愛と平和をこの世界にあらわすために、私たちを用いてください。


聖霊さまの恵みと導きに感謝し、イエス・キリストのお名前によって祈ります。


アーメン。


福音

2025/05/09


"こう言われた。「次のように書いてあります。『キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。』エルサレムから開始して、あなたがたは、これらのことの証人となります。"

ルカの福音書 24章46~48節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


天の父なる神さま、あなたは私たちに救いの素晴らしい恵みを授けてくださいました。イエス・キリストが苦しみと死を超えて復活されたことを感謝します。その証人として、私たちもあなたの福音を伝える者となることができるよう、勇気と信仰を与えてください。私たちの言葉と行いを通して、罪の赦しと悔い改めの素晴らしさを伝え、あなたの御栄光を現すことができますように。イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


聖書に明かされるメシア

2025/05/08


"それからイエスは、モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明かされた。"

ルカの福音書 24章27節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


神さま、あなたの御言葉は私たちの人生を照らし導いてくださいます。イエス・キリストが旧約の預言を通して救いの計画を示してくださったように、私たちも聖書を通してあなたの御心を深く理解し、信仰を強めることができるよう助けてください。イエス・キリストの十字架と復活による救いの恵みを心に留め、日々の歩みの中であなたに従います。

アーメン。


若枝として来られた

2025/05/07


"エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。"

イザヤ書 11章1節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



恵み深い天の父なる神さま、

あなたの確かなご計画に、心から感謝いたします。


「エッサイの株から一つの若枝が出、

その根から一つの芽が出て実を結ぶ。」

(イザヤ書11章1節/新改訳2017)


祈り


主よ、この御言葉は、王国の崩壊という絶望のただ中に語られた、

静かで確かな希望のしるしでした。

ダビデの父エッサイの家系から、やがて芽吹く若枝

それが、イエス・キリストにほかなりません。


絶えたと思われた命が、あなたの御手のうちで再び芽を出し、

やがて実を結ぶように、

あなたは私たちの人生にも希望の芽を育んでくださいます。


どうか主よ、

この時代にあっても、あなたの若枝に目を留め、

信仰のうちに希望を見いだす者とならせてください。

主イエスにあって結ばれる実りを信じて、

歩む力をお与えください。


この祈りを、若枝として来られたイエス・キリストの御名によってささげます。

アーメン。


メシアなる若枝

2025/05/06


"聞け、大祭司ヨシュアよ。あなたも、あなたの前に座している同僚たちも。彼らはしるしとなる人たちだ。見よ、わたしはわたしのしもべ、若枝を来させる。"

ゼカリヤ書 3章8節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


恵みとあわれみに満ちた天の父なる神さま。

あなたの変わらぬご計画と救いの御心に感謝いたします。


「見よ、わたしはわたしのしもべ、若枝を来させる。」

あなたは、大祭司ヨシュアとその仲間たちに、

やがて来られるメシアなるお方を告げられました。


この「若枝」、すなわち主イエス・キリストこそ、

私たちの罪を取り除き、心をきよめ、

神との交わりを回復してくださる救い主です。


どうか私たちもまた、希望を語る「しるしの人」となり、

この時代にあなたのあわれみと義を証しする歩みへと導いてください。


この祈りを、若枝なるキリストの御名によってささげます。

アーメン。


正義の若枝

2025/05/05


見よ、その時代が来る。──【主】のことば──そのとき、わたしはダビデに一つの正しい若枝を起こす。彼は王となって治め、栄えて、この地に公正と義を行う。エレミヤ書23章5節/新改訳2017


祈り文


天の父なる神さま、

あなたの変わらぬご支配と真実に、心より感謝いたします。


「わたしはダビデのために正義の若枝を起こす」――

混乱のただ中に語られたこの御言葉は、

主イエス・キリストという希望の到来を指し示しています。


この地に公義と正義をもたらす真の王として、

キリストが今も生きておられることを信じます。


主よ、どうか私たちの心にもそのまっすぐな光を灯し、

あなたの義に信頼して歩む力をお与えください。

正義とあわれみに生きる者とならせてください。


この祈りを、イエス・キリストの御名によってささげます。

アーメン。


証しの真実

2025/05/04


"これらのことについて証しし、これらのことを書いた者は、その弟子である。私たちは、彼の証しが真実であることを知っている。

イエスが行われたことは、ほかにもたくさんある。その一つ一つを書き記すなら、世界もその書かれた書物を収められないと、私は思う。"

ヨハネの福音書 21章24~25節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



祈り


天の父なる神さま、


神さまの御言葉と行いは、真実であり、永遠に変わることのない証しです。

ヨハネは、「私たちは、その証しが真実であることを知っている」と告げています。

イエスさまがなされたすべての恵みと奇跡は、私たちの心に深く刻まれ、神さまの偉大さを賛美せずにはいられません。


イエス・キリストが行われたことは、計り知れないほど多く、そのすべてを書き記すことはできないと、あなたの偉大さと恵みの豊かさを表しています。

私たちは、その偉大な愛の証しを受け入れ、あなたの行いに感謝し、賛美します。


どうか、私たちの心に聖霊さまの証しを深く刻み、神さまの恵みと行いの素晴らしさを証しする者としてください。

イエスさまの偉大な愛と恵みを、私たちの生活と証しを通して、多くの人に伝えられるように導いてください。


私たちのただの言葉や行動だけではなく、神さまの偉大さを賛美し、その愛を証しする生き方を与えてください。


この祈りを、イエス・キリストの御名によってお捧げします。


アーメン。



あなたに何の関わりがありますか。

2025/05/03


"ペテロは振り向いて、イエスが愛された弟子がついて来るのを見た。この弟子は、夕食の席でイエスの胸元に寄りかかり、「主よ、あなたを裏切るのはだれですか」と言った者である。

ペテロは彼を見て、「主よ、この人はどうなのですか」とイエスに言った。

イエスはペテロに言われた。「わたしが来るときまで彼が生きるように、わたしが望んだとしても、あなたに何の関わりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。」"

ヨハネの福音書 21章20~22節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


天の父なる神さま、


聖霊さまは、私たち一人ひとりに、あなたに従う道を歩むように呼びかけてくださいます。

イエス・キリストは、ペテロに「あなたに関わることではない」と言いながらも、「私に従いなさい」と優しく導いてくださいました。


神さまの愛(アガペ)は、私たちの心に深く触れ、兄弟姉妹としての友情や絆(フィレオ)を超えて、イエスさまに忠実に歩む召命を与えます。

私たちは、イエスさまの愛に応え、神さまに従うことが最も幸いであることを知っています。


どうか、私たちが他者の歩みや結果にとらわれることなく、聖霊さまの導きに従い続ける勇気と信頼を与えてください。

神さまの愛(アガペ)に支えられて、ただ聖霊さまのみ声に従うことだけに集中し、神さまの御心を行う者としてください。


私たちの人生の歩みをあなたの手に委ね、イエスさまの愛にしっかりと支えられて歩むことができますように。


この祈りを、イエス・キリストの御名によってお捧げします。


アーメン。



望まないところに

2025/05/02


"まことに、まことに、あなたに言います。あなたは若いときには、自分で帯をして、自分の望むところを歩きました。しかし年をとると、あなたは両手を伸ばし、ほかの人があなたに帯をして、望まないところに連れて行きます。」

イエスは、ペテロがどのような死に方で神の栄光を現すかを示すために、こう言われたのである。こう話してから、ペテロに言われた。「わたしに従いなさい。」"

ヨハネの福音書 21章18~19節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


天の父なる神さま、


あなたの深い愛(アガペ)に感謝します。

イエス・キリストは、私たちにあなたの愛の道を示し、「わたしに従いなさい」と招いてくださいました。


あなたは、ペテロに対して、若いときの自由な歩みから、年を重ねるにつれて、あなたに従い、献身し、あなたの栄光を現す人生を歩むことを示されました。

これは、ただの友情や兄弟愛(フィレオ)だけではなく、あなたの無償の愛(アガペ)に基づく、献身と自己犠牲の愛の歩みです。


私たちも、あなたの呼びかけに応えて、日々の生活の中であなたに従い、あなたの愛(アガペ)をもって他者に仕え、癒し、導く者とならせてください。

あなたの愛は、私たちの人生のすべてを満たし、あなたの栄光を現す力となります。


どうか、私たちがこの人生の歩みの中で、あなたに従い続ける勇気と献身を与えてください。

また、私たちの死と人生のすべてをあなたの栄光に委ね、あなたの愛の証人として生きることができますように。


この祈りを、イエス・キリストの御名によってお捧げします。


アーメン。


アガペの愛とフィレオの愛

2025/05/01


"彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たちが愛する以上に、わたしを※1愛していますか。」ペテロは答えた。「はい、主よ。私があなたを※2愛していることは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの子羊を飼いなさい。」

イエスは再び彼に「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを※1愛していますか」と言われた。ペテロは答えた。「はい、主よ。私があなたを※2愛していることは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を牧しなさい。」

イエスは三度目もペテロに、「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを※2愛していますか」と言われた。ペテロは、イエスが三度目も「あなたはわたしを愛していますか」と言われたので、心を痛めてイエスに言った。「主よ、あなたはすべてをご存じです。あなたは、私があなたを※2愛していることを知っておられます。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を飼いなさい。"

ヨハネの福音書 21章15~17節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


※1「アガペ(神の愛・無償の愛)」※2「フィレオ(友情・兄弟愛)」




祈り


天の父なる神さま、


神さまは、復活されたイエス・キリストを通して、私たち一人ひとりに神さまの愛――無償で深い「アガペの愛」――を問いかけてくださいます。

「あなたは、わたしを愛していますか」と繰り返されるその問いに、私たちは自分の心を探りながら、真実の愛をもってお応えしたいと願います。

イエスさまがペテロに投げかけられたその問いに、彼はこう答えました。

「はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです」と。

その答えには、親しみや友情だけではなく、イエスさまの愛に生きようとする信頼と願いが込められていました。

そしてイエスさまは、「わたしの羊を飼いなさい」「わたしの子羊を飼いなさい」と語られました。

それは、イエスさまからの愛に応える生き方として、人々を導き、支え、寄り添う使命を与えてくださったのだと思います。

私たちもまた、イエスさまからの問いに応える者でありたいと願います。

ただ表面的な親しみではなく、イエスさまの深い愛に心から応え、私たちのまわりの人々にもその愛を分かち合えるようにしてください。

どうか、神さまのアガペの愛を私たちのうちに満たし、その愛に生きる者とならせてください。

聖霊さまの愛を知り、その愛に支えられて歩む日々を、どうか私たちに与えてください。

この祈りを、主イエス・キリストの御名によってお捧げいたします。


アーメン。


わたしを愛していますか。

2025/04/30


"彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たちが愛する以上に、わたしを愛していますか。」ペテロは答えた。「はい、主よ。私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの子羊を飼いなさい。」"

ヨハネの福音書 21章15節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


祈り


愛する天の父なる神様、


神様の深い愛と恵みに感謝します。イエス・キリストが私たちに語りかけてくださるその問い、「あなたは私を愛していますか?」に心を向けさせてください。私の弱さや失敗があっても、イエス様の愛は変わらず、私たちを受け入れ、導いてくださることを感謝します。


どうか、私の心をイエス様に向け、神様の御言葉(みことば)に耳を傾け、イエス様の使命を喜んで受け入れる者としてください。聖霊様が私に与えてくださる恵みと導きによって、周りの人々にイエス様の愛を伝えることができますように。


イエス・キリストのお名前によって祈ります。アーメン。


さあ、朝の食事をしなさい。


2025/04/29


"イエスは彼らに言われた。「さあ、朝の食事をしなさい。」弟子たちは、主であることを知っていたので、だれも「あなたはどなたですか」とあえて尋ねはしなかった。

イエスは来てパンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。

イエスが死人の中からよみがえって、弟子たちにご自分を現されたのは、これですでに三度目である。"

ヨハネの福音書 21章12~14節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



愛する天の父なる神さま、


神様の深い恵みと慈しみに感謝します。イエス・キリストが復活された後、弟子たちに再び現れ、朝食を共にされたこの出来事は、私たちに神様の愛と慰め、そして新たな希望を教えてくださいます。


イエス様は弟子たちに「さあ、朝の食事をしなさい」と語り、彼らにパンと魚をお与えになりました。この場面は、私たちにイエス様が私たちの日常の必要を満たし、共に食事をし、親しく交わる神であることを示しています。あなたの愛は、私たちの生活の中に具体的に現れ、支えとなっています。


また、イエス様が死人の中からよみがえり、弟子たちにご自分を現されたことは、勝利と永遠の命の希望を示しています。私たちもまた、困難や試練の中で、復活の希望を持ち続けることができますように。


この出来事を通して、神様が私たち一人ひとりに語りかけていることを心に留めます。神様は私たちの必要を知り、共に歩む方です。どうか、私たちも神様と親しく交わり、聖霊様からの恵みを日々受け取ることができますように。


主イエス・キリストの御名によって祈ります。


アーメン。


ペテロの様子

2025/04/28


"それで、イエスが愛されたあの弟子が、ペテロに「主だ」と言った。シモン・ペテロは「主だ」と聞くと、裸に近かったので上着をまとい、湖に飛び込んだ。

一方、ほかの弟子たちは、魚の入った網を引いて小舟で戻って行った。陸地から遠くなく、二百ペキスほどの距離だったからである。

こうして彼らが陸地に上がると、そこには炭火がおこされていて、その上には魚があり、またパンがあるのが見えた。

イエスは彼らに「今捕った魚を何匹か持って来なさい」と言われた。

シモン・ペテロは舟に乗って、網を陸地に引き上げた。網は百五十三匹の大きな魚でいっぱいであった。それほど多かったのに、網は破れていなかった。"

ヨハネの福音書 21章7~11節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



【祈り文】


愛する天の父なる神さま。

神さまは、復活の朝、疲れた弟子たちに御子イエス・キリストを遣わし、炭火と魚とパンを備えて、愛をもって迎えてくださいました。


私たちが何も得られなかった夜を越えて、

新しい朝を開いてくださるのは、神さまです。


神さまに呼びかけられるとき、

ペテロのように心を躍らせて、神さまに向かう者であらせてください。


与えられたすべての恵みを感謝し、

破れることのない神さまの愛のうちに、今日も歩ませてください。


神さま、どうか、神さまのもとに立ち返ることができますように。

アーメン。


2度目の出来事

2025/04/27


"夜が明け始めていたころ、イエスは岸辺に立たれた。けれども弟子たちには、イエスであることが分からなかった。

イエスは彼らに言われた。「子どもたちよ、食べる魚がありませんね。」彼らは答えた。「ありません。」

イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすれば捕れます。」そこで、彼らは網を打った。すると、おびただしい数の魚のために、もはや彼らには網を引き上げることができなかった。"

ヨハネの福音書 21章4~6節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈り文】


天の父なる神さま、

父なる神さまの慈しみと恵みに感謝します。

夜が明けるその瞬間、神さまは私たちに新しい希望と恵みの始まりを告げてくださいます。

イエスさまは私たちに語りかけ、導いてくださいます。

私たちが迷い、疲れ果てているときも、神さまの御言葉と御手は私たちを支え、導いてくださいます。

私たちに必要なものを与え、神さまの御計画に従わせてください。

神さまの恵みの網が私たちの人生に満ち溢れますように。

どうか私たちの心を開き、聖霊さまの声に耳を傾け、信じて従うことができますように。

イエスさまの愛と平和が、私たちの上に豊かに注がれますように。

イエス・キリストのお名前によって祈ります。

アーメン。


黄泉に捨ておかず

2025/04/26


"あなたは私のたましいをよみに捨て置かずあなたにある敬虔な者に滅びをお見せにならないからです。"

詩篇 16篇10節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



【祈り文】


天の父なる神さま、


あなたは私のたましいを陰府に捨て置かず、あなたに信頼する者の滅びを見せられることはないと約束してくださいました。

私の心はあなたの慈しみと恵みによって支えられ、あなたの御手の中にあります。

どうか、私がどんな試練や苦しみの中にあっても、あなたの救いと守りを信じ続けることができるように助けてください。

あなたの御名によって、私のたましいを強め、あなたに対する信仰と感謝を深めさせてください。


父なる神様の御恵みに感謝し、イエス・キリストの御名によって祈ります。


アーメン。


御言(みことば)を思い起こす

2025/04/25


"ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。

人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえると言われたでしょう。」

彼女たちはイエスのことばを思い出した。"

ルカの福音書 24章6~8節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈り文】


天の父なる神さま、


あなたの御子イエス・キリストは、死に勝利して復活されたことを心から感謝します。

主がお話しになったとおり、三日目によみがえられた事実を思い起こし、あなたの偉大なみ業(わざ)を信じ続けることができるように導いてください。

また、私たちが日々の生活の中で、イエスさまが言われた言葉や約束を思い出すことができるように助けてください。


悲しみや困難の中にあっても、あなたの復活の力を信じて希望を持ち続けることができますように。

イエス・キリストの復活の証しを通して、私たちも新しい命に生きる者とさせてください。

あなたの愛と恵みを深く感謝し、イエスさまの言葉を心に留めて、日々歩むことができますように。


あなたの御名によって祈ります。


アーメン。


イエスの復活の姿
2025/04/24

"「本当に主はよみがえって、シモンに姿を現された」と話していた。
そこで二人も、道中で起こったことや、パンを裂かれたときにイエスだと分かった次第を話した。
これらのことを話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、「平安があなたがたにあるように」と言われた。
彼らはおびえて震え上がり、霊を見ているのだと思った。
そこで、イエスは言われた。「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを抱くのですか。
わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。霊なら肉や骨はありません。見て分かるように、わたしにはあります。」
こう言って、イエスは彼らに手と足を見せられた。"
ルカの福音書 24章34~40節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

【祈り文】

慈しみ深い神様、イエス・キリストの復活の奇跡を通して、御業の偉大さと愛の深さに感謝します。恐れと疑いの中にあった心に平安と確信を与え、御臨在を深く感じさせてくださることに感謝します。イエス様の手と足を見て、十字架の苦しみと復活の勝利を思い起こすことができる恵みに感謝します。聖霊様が心を満たし、平安と喜びを与え続けてくださるよう願います。御恵みの中で歩む力と導きを祈り、御名(みな)によって心から感謝いたします。

アーメン。

イエスが神の子キリスト

2025/04/23


"イエスは弟子たちの前で、ほかにも多くのしるしを行われたが、それらはこの書には書かれていない。

これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。"

ヨハネの福音書 20章30~31節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈りの言葉】


天のお父さま、


聖書の言葉に心から感謝します。私たちは、イエスさまが行ったたくさんの奇跡やしるしを通して、イエス様の愛と力を感じることができます。イエス様は、私たちに命と希望を与えるために、私たちの身近なところでも働いてくださっています。


日々、イエス様の恵みの中に生きていることを覚えながら、イエス様を信じて歩む力をください。父なる神様の御子イエスさまの名によって、私たちも命を受け取り、聖霊様とつながっていることを実感できるように導いてください。


どうか、私たちの心にイエス様の愛を深く刻み、聖霊様の奇跡に目を向けながら、感謝して生きていくことができますように。


イエスさまのお名前で祈ります。

アーメン。


イエスとトマス

2025/04/22


"十二弟子の一人で、デドモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。

そこで、ほかの弟子たちは彼に「私たちは主を見た」と言った。しかし、トマスは彼らに「私は、その手に釘の跡を見て、釘の跡に指を入れ、その脇腹に手を入れてみなければ、決して信じません」と言った。

八日後、弟子たちは再び家の中におり、トマスも彼らと一緒にいた。戸には鍵がかけられていたが、イエスがやって来て、彼らの真ん中に立ち、「平安があなたがたにあるように」と言われた。

それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしの脇腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」

トマスはイエスに答えた。「私の主、私の神よ。」

イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ないで信じる人たちは幸いです。」"

ヨハネの福音書 20章24~29節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈りの言葉】


天の父なる神さま、


聖書の御言葉(みことば)を心から感謝します。私たちは、弟子たちの信仰の物語を通して、イエス様の恵みと忍耐を学びます。特に、トマスの疑いと信仰の証しは、私たちにも共感できるものであり、イエス様の優しさと真実を示しています。


主なる神さま、私たちも時折、不安や疑いにとらわれることがあります。しかし、イエス様はいつも私たちに近づき、あなたの手と脇腹の傷を通して、私たちに信じる心を与えてくださいます。


どうか、私たちの心を開き、イエス様の恵みと真理を受け入れることができますように。あなたの御手(みて)に触れることで、私たちの信仰が深まり、イエス様を「主(しゅ)、神」と告白できるよう導いてください。


また、見えないものを信じる幸いを心に覚え、一人ひとりがイエス様の愛を信じて歩むことができますように。


イエス・キリストの御名によって祈ります。


アーメン。


エマオ途上の出来事
2025/04/21

"ところで、ちょうどこの日、弟子たちのうちの二人が、エルサレムから六十スタディオン余り離れた、エマオという村に向かっていた。
彼らは、これらの出来事すべてについて話し合っていた。
話し合ったり論じ合ったりしているところに、イエスご自身が近づいて来て、彼らとともに歩き始められた。
しかし、二人の目はさえぎられていて、イエスであることが分からなかった。
イエスは彼らに言われた。「歩きながら語り合っているその話は何のことですか。」すると、二人は暗い顔をして立ち止まった。
そして、その一人、クレオパという人がイエスに答えた。「エルサレムに滞在していながら、近ごろそこで起こったことを、あなただけがご存じないのですか。」
イエスが「どんなことですか」と言われると、二人は答えた。「ナザレ人イエス様のことです。この方は、神と民全体の前で、行いにもことばにも力のある預言者でした。
それなのに、私たちの祭司長たちや議員たちは、この方を死刑にするために引き渡して、十字架につけてしまいました。
私たちは、この方こそイスラエルを解放する方だ、と望みをかけていました。実際、そればかりではありません。そのことがあってから三日目になりますが、
仲間の女たちの何人かが、私たちを驚かせました。彼女たちは朝早く墓に行きましたが、
イエス様のからだが見当たらず、戻って来ました。そして、自分たちは御使いたちの幻を見た、彼らはイエス様が生きておられると告げた、と言うのです。
それで、仲間の何人かが墓に行ってみたのですが、まさしく彼女たちの言ったとおりで、あの方は見当たりませんでした。」
そこでイエスは彼らに言われた。「ああ、愚かな者たち。心が鈍くて、預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち。
キリストは必ずそのような苦しみを受け、それから、その栄光に入るはずだったのではありませんか。」
それからイエスは、モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明かされた。
彼らは目的の村の近くに来たが、イエスはもっと先まで行きそうな様子であった。
彼らが、「一緒にお泊まりください。そろそろ夕刻になりますし、日もすでに傾いています」と言って強く勧めたので、イエスは彼らとともに泊まるため、中に入られた。
そして彼らと食卓に着くと、イエスはパンを取って神をほめたたえ、裂いて彼らに渡された。
すると彼らの目が開かれ、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。
二人は話し合った。「道々お話しくださる間、私たちに聖書を説き明かしてくださる間、私たちの心は内で燃えていたではないか。」"
ルカの福音書 24章13~32節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈りの言葉】

天の父なる神さま、

私たちは今日、あなたの御言葉に耳を傾け、イエス・キリストの復活後の出来事を思い起こします。エマオへの道を歩む二人の弟子たちが、あなたの導きと教えを受けて心が燃えたように、私たちの心もあなたの真理に触れ、深く感動します。

主なる神さま、私たちはしばしば、あなたの御心や御計画を理解しきれず、迷ったり落胆したりすることがあります。しかし、あなたはいつも私たちに寄り添い、聖書の言葉を通してご自身を示してくださいました。

どうか、私たちの心を開き、あなたの御言葉に対して素直に耳を傾けることができますように。私たちの心の中に火を灯し、あなたの愛と真理に燃え上がるよう、導いてください。

また、あなたが私たちとともに歩んでくださることに感謝し、日々の生活の中であなたの恵みを感じながら生きていけるように助けてください。

イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。

今週は主の受難を覚える週です。心を静め、みことばに耳を傾けながら、祈りの時を持ちましょう


復活の朝
2025/04/20

"週の初めの日の明け方早く、彼女たちは準備しておいた香料を持って墓に来た。
見ると、石が墓からわきに転がされていた。
そこで中に入ると、主イエスのからだは見当たらなかった。
そのため途方に暮れていると、見よ、まばゆいばかりの衣を着た人が二人、近くに来た。
彼女たちは恐ろしくなって、地面に顔を伏せた。すると、その人たちはこう言った。「あなたがたは、どうして生きている方を死人の中に捜すのですか。
ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。"
ルカの福音書 24章1~6節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

よみがえりの主にささげる祈り

イエスさま。

あの日の朝、香料を持って墓に向かった女性たちは、
まさかあなたのからだが見つからないなんて思ってもみなかったと思います。
きっと、戸惑いと不安でいっぱいだったことでしょう。

でも、そこに現れた天使の言葉が響きます。
「なぜ、生きておられる方を死人の中に捜すのですか。」

その問いかけ、今のわたしたちにも必要ですね。
心が沈んでいるとき、悲しみにとらわれているとき、
わたしたちはつい、希望を失った場所ばかり見てしまいます。
でも、あなたはそこにはおられない。
あなたは死を越えて、生きておられる方だから。

どうか、わたしたちも思い出させてください。
あのとき、ガリラヤで語ってくださった約束を。
「三日目によみがえる」と言ってくださったそのことを。

わたしたちもまた、失望の墓にとどまらず、
よみがえりの光に顔を上げて歩んでいけますように。
今日という日も、あなたが生きてともにいてくださることを信じて、
感謝をもって進んでいけますように。

イエスさま、ありがとうございます。
あなたの名によって祈ります。アーメン。


十字架の出来事

"さて、十二時から午後三時まで闇が全地をおおった。
三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
そこに立っていた人たちの何人かが、これを聞いて言った。「この人はエリヤを呼んでいる。」
そのうちの一人がすぐに駆け寄り、海綿を取ってそれに酸いぶどう酒を含ませ、葦の棒に付けてイエスに飲ませようとした。
ほかの者たちは「待て。エリヤが救いに来るか見てみよう」と言った。
しかし、イエスは再び大声で叫んで霊を渡された。"
マタイの福音書 27章45~50節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈り】

聖(きよ)くあられる主なる神よ。

あなたの御子イエス・キリストが、
十字架の上で、全き従順をもって苦しみを受けられたことを、
私たちは、恐れをもって心に刻みます。

闇が全地を覆い、時が静まり返ったそのとき、
御子は叫ばれました――
「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」と。

その御声は、裂けるような痛みのうちにありながら、
なおあなたに向けられていました。
御子のうめきと叫びの奥深く、
あなたの愛と義とが、静かに燃えていたことを思います。

人には理解しきれぬその御業を、
私たちはただ伏して仰ぐのみです。
罪深い人間のために、
あえて十字架を選ばれた御心の深さに、
ただひれ伏します。

主よ、
御子の死においてあらわされたあなたの義を覚え、
御霊によって、
私たちの心を整え、砕き、
あなたの前に正しく歩ませてください。

御子のいのちによって与えられた恵みにふさわしく、
私たちもまた、己を捧げる者とならせてください。

尊く、崇められる主、
あなたの御名が、今も、永遠にも、あがめられますように。

主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン。


最後の晩餐時

(2025/04/17)

"さて、種なしパンの祭りの最初の日に、弟子たちがイエスのところに来て言った。「過越の食事をなさるのに、どこに用意をしましょうか。」

イエスは言われた。「都に入り、これこれの人のところに行って言いなさい。『わたしの時が近づいた。あなたのところで弟子たちと一緒に過越を祝いたい、と先生が言っております。』」

弟子たちはイエスが命じられたとおりにして、過越の用意をした。

夕方になって、イエスは十二人と一緒に食卓に着かれた。

皆が食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに言います。あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ります。」

弟子たちはたいへん悲しんで、一人ひとりイエスに「主よ、まさか私ではないでしょう」と言い始めた。

イエスは答えられた。「わたしと一緒に手を鉢に浸した者がわたしを裏切ります。

人の子は、自分について書かれているとおりに去って行きます。しかし、人の子を裏切るその人はわざわいです。そういう人は、生まれて来なければよかったのです。」

すると、イエスを裏切ろうとしていたユダが「先生、まさか私ではないでしょう」と言った。イエスは彼に「いや、そうだ」と言われた。

また、一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、神をほめたたえてこれを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」

また、杯を取り、感謝の祈りをささげた後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。

これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です。

わたしはあなたがたに言います。今から後、わたしの父の御国であなたがたと新しく飲むその日まで、わたしがぶどうの実からできた物を飲むことは決してありません。」

そして、彼らは賛美の歌を歌ってからオリーブ山へ出かけた。"

マタイの福音書 26章17~30節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈り】


天の父なる神様、


あなたの愛と恵みに感謝します。私たちのためにイエス様をお送りくださり、彼が最後の晩餐で示してくださった真実と愛を心に留めます。


イエス様が弟子たちと共に過越の食事を祝われたように、私たちもあなたとの交わりを深めることができるよう、心を開いてください。聖餐を通して、イエス様の体と血を思い、彼の犠牲に感謝することができますように。


私たちの中にある裏切りや弱さをあなたの前に置き、赦しを求めます。どうか、私たちの心を清め、あなたの愛で満たしてください。私たちが他の人を愛し、助け合う存在になれますように。


困難な時を迎えている人々を思い、彼らのためにお祈りします。あなたの慰めと平和が彼らに届き、希望を持ち続けることができますように。


この祈りを、私たちの主であるイエス様の御名によってお捧げします。


アーメン。


水曜日の出来事

2025/04/16

ユダの判断

 

"さて、十二人の一人であるイスカリオテのユダは、祭司長たちのところへ行った。イエスを引き渡すためであった。

彼らはそれを聞いて喜び、金を与える約束をした。そこでユダは、どうすればイエスをうまく引き渡せるかと、その機をうかがっていた。"

マルコの福音書 14章10~11節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会」

 

【祈り】

 

愛する神様、

 

今日、私たちがあなたの言葉を理解できるように助けてください。イスカリオテのユダがイエスを裏切ったことを思うとき、私たちも心の中にある誘惑や弱さを感じます。どうか、私たちがあなたに忠実で、他の人を裏切ることがないように守ってください。

 

私たちもユダのような道を選ばず、愛と誠実を持ってあなたに仕えられるようにしてください。あなたの愛と許しを思い出し、日々の生活でその恵みを周りの人と分かち合えますように。

 

イエス様の名前で祈ります。アーメン。


エルサレム入場

おはようございます。

 

"娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。"

旧約聖書 ゼカリヤ書 9章9節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

"「娘シオンに言え。『見よ、あなたの王があなたのところに来る。柔和な方で、ろばに乗って。荷ろばの子である、子ろばに乗って。』」

そこで弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、

ろばと子ろばを連れて来て、自分たちの上着をその上に掛けた。そこでイエスはその上に座られた。

すると非常に多くの群衆が、自分たちの上着を道に敷いた。また、木の枝を切って道に敷く者たちもいた。

群衆は、イエスの前を行く者たちも後に続く者たちも、こう言って叫んだ。「ホサナ、ダビデの子に。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。ホサナ、いと高き所に。」

こうしてイエスがエルサレムに入られると、都中が大騒ぎになり、「この人はだれなのか」と言った。

群衆は「この人はガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言っていた。"

マタイの福音書 21章5~11節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

 

愛する天の父よ、

 

あなたの御言葉(みことば)に感謝します。私たちの王、イエス様が、柔和で謙遜な姿で私たちのもとに来てくださったことを心から喜びます。イエス様は、雌ろばの子であるころばに乗ってエルサレムに入られ、私たちに平和と希望をもたらしてくださったことを思い起こします。

 

今、私たちはイエス様の受難を思い、心を静めます。イエス様が私たちのために十字架を背負い、苦しみを受けられたことを忘れず、感謝の気持ちを新たにします。どうか、私たちもその愛に応え、謙遜と悔い改めの心を持って歩むことができますように。

 

どうか、私たちの心を開き、あなたの御心に従うことができるよう導いてください。娘シオンのように、私たちも喜び、叫びます。「ホサナ、ダビデの子に!」あなたの恵みと祝福が、私たちの生活に満ち溢れますように。

 

私たちが、あなたの光を周囲に示し、他の人々にイエス様の愛を伝えることができますように。困難な時も、あなたの愛と導きを信じ、感謝の心を持って歩むことができますように。

 

私たちの心を清め、あなたの栄光を表す器として用いてください。イエス様の柔和な姿勢を見習い、愛と謙遜をもって他者に仕えることができるよう、助けてください。

 

イエス様の御名(みな)によって祈ります。

アーメン。



 

ピリピ人への手紙 2章5~11節(新改訳2017)

 

5 あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい。それはキリスト・イエスのうちにも見られるものです。

6 キリストは、神のかたちであられる方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、

7 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間の姿になられました。人としての性質をもって現れ、

8 自らを低くし、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。

9 それゆえ、神はこの方を高く上げ、すべての名にまさる名をお与えになりました。

10 それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるものが、ひざをかがめ、

11 すべての口が、「イエス・キリストは主である」と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。

 

ピリピ2章5~11節に基づく祈り

 

天の父なる神様。御子イエス・キリストが私たちのために示してくださった深いへりくだりと従順のゆえに、心から感謝いたします。主イエスは神であられるにもかかわらず、ご自身の栄光にとどまることなく人となられました。僕(しもべ)の姿をとってこの世に来てくださり、私たちを救うために十字架の死に至るまで御心に従い通してくださったことを覚え、感謝いたします。

 

また、父なる神様、あなたがキリストを死者の中から復活させ、すべての名にまさる御名をお与えになったことを崇めます。今やあらゆるものがイエスこそ主であると告白し、キリストにあってあなたの栄光が現されています。この尊い救いと勝利の御業を讃美し、感謝いたします。

 

どうか私たちも、キリスト・イエスのこのへりくだる心と従順な姿勢にならわせてください。日々の歩みにおいて主に倣い、謙遜と愛をもって互いに仕え合うことができますように導いてください。私たちのうちにもキリストの心を豊かに宿らせ、あなたの御心に従って歩む力をお与えください。いついかなるときも高ぶることなく、主が示してくださった謙遜な道を歩ませてください。

 

静けさのうちに、あなたの聖なる御前でこの祈りを捧げます。主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。


あなたがたがどこに住んでいても

2025/06/01


【聖句】

"その同じ日に、あなたがたは聖なる会合を召集する。それは、あなたがたのためである。いかなる労働もしてはならない。これは、あなたがたがどこに住んでいても、代々守るべき永遠の掟である。"

レビ記 23章21節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


【祈り】

主なる神さま。

神さまが日々、私たちにいのちと恵みを与えてくださっていることを、心から感謝します。

今、私たちは御前に静まり、神さまが定められた「聖なる会合」の日に心を向けます。


「その同じ日に、あなたがたは聖なる会合を召集する。

それは、あなたがたのためである。」――この御言葉にあるように、

主が私たちのために特別に設けてくださったこの集いの時を、

感謝とともに受け取ります。


どうかこの日が、私たちにとってただの休みではなく、

神さまを礼拝し、御声に耳を傾け、御前に心を注ぐ大切なひとときとなりますように。

イエスさまの臨在が、集められたすべての人の上に豊かに注がれますように。


私たちが住む場所がどこであっても、

代々、神さまの御言葉を守り続ける者とされますように。

この世の忙しさや働きから一歩引いて、

神さまの安息と導きのうちに憩う日を、いつも覚えさせてください。


神さまがこの「会合」を「私たちのために」備えてくださったことに深く感謝し、

喜びとへりくだりをもって、心から礼拝をささげます。


この祈りを、私たちの救い主イエス・キリストの御名によっておささげします。

アーメン。