Praying through the Word of Go 2

※日付の新しい順に上から並んでいます。下に行くほど古い日付になります。



祭壇を築こう

2025/07/23

 

 

"私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこに、苦難の日に私に答え、私が歩んだ道でともにいてくださった神に、祭壇を築こう。」"

創世記 35章3節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

解説

この言葉は、ヤコブが自らの歩みを振り返り、人生の旅路における神の導きと守りを深く実感して語ったものです。

困難の時にも祈りに応え、常に共にいてくださった神への感謝がにじみ出ています。

「祭壇を築こう」との決意は、神の真実さと恵みに応える信仰者の応答であり、信仰の継続的な歩みを象徴しています。

この告白は、すべての信仰者にとって、自らの信仰を新たにし、感謝をもって神に立ち返る励ましとなるでしょう。

 

 

祈り文

恵み深い天の父なる神さま。

聖霊さまは私が苦しみの中にあった時も、

孤独や恐れの中にあった時も、

常に私とともにいてくださいました。

今日、私はヤコブのように立ち上がり、

神さまの御前に進み出て、感謝の祭壇を築きます。

これまでの歩みにおいて、

私の祈りに応えてくださり、

道に迷ったときには導きを、

疲れ果てたときには力を与えてくださったことを覚えます。

どうか、これからの歩みの中でも、

聖霊さまの御声に耳を傾け、

イエスさまの臨在を信じて進むことができますように。

感謝と賛美をもって、

主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


祈り求める

2025/07/22

 

"その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」"

創世記 32章28節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

解説

これはヤコブが神と格闘した夜の出来事です。「ヤコブ」(だます者)から「イスラエル」(ヘブライ語:יִשְׂרָאֵל, Yisra’el(神と戦う者)への名前の変更は、彼の霊的転機を表します。神との格闘の中で、本当のアイデンティティが変えられていくことの象徴です

 

祈り文

全能の神さま、

私たちの弱さも、過去も、逃げてきた現実もご存じの上で、

なお私たちに出会い、新しく名前を与えてくださるお方です。

ヤコブが一人きりの夜に、神さまと格闘し、

「イスラエル」と名を変えられたように、

私たちもまた、神さまと向き合う中で

本当の自分に変えられていきたいと願います。

これまでの失敗や偽りに縛られることなく、

神さまがくださる新しい名、

新しい使命に生きる力をお与えください。

神と人との間で揺れ動く人生の中でも、

聖霊さまにしがみつき、祝福を求め、

イエスさまの御前で立ち続ける者とならせてください。

主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。

 


人と人との間に

2025/07/21

 

"また、それはミツパとも呼ばれた。彼がこう言ったからである。「われわれが互いに目の届かないところにいるとき、主が私とあなたの間の見張りをされるように。"

創世記 31章49節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

 

解説

ヤコブとラバンの間にある緊張関係の中で交わされた言葉。これは“神が中立の立場で見張ってくださる”という祈りですが、人との関係において神の御前で誠実に生きるという責任を思い起こさせます。

 

 

祈り文

 

天の父なる神さま、

神さまは私たちが互いに離れているときにも、

その間に立ち、正しく見守ってくださるお方です。

ヤコブとラバンの間にあった緊張とすれ違いの中で、

「主が見張りをされるように」と語られた言葉は、

神さまの御前で生きる者として、誠実さを忘れないようにとの戒めのように響きます。

私たちもまた、人との関係において、

互いに見えない時や、距離があるときにこそ、

イエスさまのまなざしを意識し、

真実と信頼に生きる者でありたいと願います。

どうか、言葉と行いにおいて、

愛と誠実をもって人と向き合う力をお与えください。

そして、すべての人との関係において、

聖霊さまの御前で歩むことの大切さをいつも思い出させてください。

主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。


決して無関心ではない

2025/07/20

 

 

"神はラケルに心を留められた。神は彼女の願いを聞き入れて、その胎を開かれた。"

創世記 30章22節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 

解説

長年不妊に苦しんだラケルが、ついに神に「顧みられた」と記されます。神の時は人間の時と異なり、忍耐と信仰が試されます。私たちも「神は沈黙しているように見えるときも、決して無関心ではない」ことをこの言葉から深く学べます。

 

祈り文

恵み深い天の父なる神さま、

神さまは沈黙の中でも、私たちの祈りを決して忘れず、

ラケルを顧みられたように、時にかなって応えてくださるお方です。

願いがすぐに叶わず心が疲れるときも、

聖霊さまが共にいてくださることを信じ、

忍耐と信仰をもって待ち望むことができますように。

叶えられても、そうでなくても、

聖霊さまの恵みに感謝する心を私たちにお与えください。

主イエス・キリストの御名によって祈ります。

アーメン。