昼も夜もその教えを口ずさむ

2024年1月7日日曜日。午前10時より配信。

今年の御言より伝えたいことのその2です。

下記↓よりご覧下さい。

昼も夜もその教えを口ずさむ


元日には次の御言についてお話をしました。


イスラエルの聖なる神 あなたを贖う主はこう言われる。 わたしは主、あなたの神 わたしはあなたを教えて力をもたせ あなたを導いて道を行かせる。 わたしの戒めに耳を傾けるなら あなたの平和は大河のように 恵みは海の波のようになる。

イザヤ書 48:17-18 新共同訳


わたしは主、あなたの神と言われる方が、イスラエルの民に力を授け、イスラエルを導いて正しい道を歩かせると教えています。そのためには教えによる戒めに耳を傾ける必要があることを説明します。


では、「教え」と「戒め」とは具体的に何を指すのでしょうか?


これらは聖書の中で語られる重要な概念です。世界中で共通のものではなく、しかし、聖書の教えは、聖書を至上の権威とする信者から見れば、世界を包括するものとされています。私もその一人であり、これを信じています。他の考え方は個人の哲学や信念に依存するものでしょう。


では、私のような立場で信仰告白された方々は、具体的にどのようにこれらの「教え」と「戒め」を理解し、実践しているのでしょうか?」

次の御言を朗読しましょう。


"このみおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。そのうちに記されていることすべてを守り行うためである。そのとき、あなたは自分がすることで繁栄し、そのとき、あなたは栄えるからである。"

ヨシュア記 1章8節  聖書 新改訳2017


律法の書。

創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記を指しています。それをモーセ五書と言います。

モーセ五書は、ユダヤ教とキリスト教の聖書の一部であり、特にユダヤ教では重要な文書です。これは、モーセが神から直接受けたとされる五つの書物から成り立っており、それぞれが異なる法律、歴史、指導、宗教的教訓を含んでいます。

  1. 創世記(Genesis) 世界と人類の創造、アダムとイヴ、ノアの洪水、アブラハム、イサク、ヤコブなどの先祖たちの物語が含まれています。
  2. 出エジプト記(Exodus) イスラエルの民がエジプトからの解放、モーセの生涯、十戒の授業、荒野の旅などが描かれています。
  3. レビ記(Leviticus) 主に宗教的法律や儀式に関する規定が含まれており、祭司や祭儀に関する詳細が語られています。
  4. 民数記(Numbers) イスラエルの民が荒野での旅を続ける間の出来事、人口調査、さまざまな出来事が記録されています。
  5. 申命記(Deuteronomy) モーセの死前に、イスラエルの民に対する神の指示、律法、戒めが再度強調され、約束の地への進軍が予告されています。


これらの書を読み、この教えを実行する準備(用意)をするようにというのが、ヨシュア記1章8節の意味合いです。

※用意せよ(הָכִין、hakheen) - 「ハクヒン」と読みます。これは「用意する」または「準備する」という意味のヘブライ語の動詞です。



詩篇 1章2-3節

その人は主の律法を喜び、その律法を昼夜思いめぐらす。彼は水のほとりに植えられた木のようで、その時に実を結び、その葉は枯れることがなく、すべて彼がすることは栄える。



次回は、


テモテへの第二の手紙 3章16-17節: 聖書のすべての書は神の霊感によるものであり、教訓、戒め、矯正、義の教育のために有益である。それは、神の人が完全で、すべての良い業に備えられた者となるためである。