私たちは、世々限りなく、私たちの神、主の御名によって歩む。

12月31日(日) 今年最後のバイブルカフェ(音声のみ)にて放送します。

今年一年、大変お世話になりました。

新しい年が、皆様にとって良い一年となりますように。

お祈り申し上げます。

皆様、こんにちは。

今日は12月31日 日曜日。今年最後のバイブルカフェを迎えました。

一年を振り返りつつ、今年の御言葉であったミカ書より聖書の御言葉を語りたいと思います。

ミカ書4章5節、「まことに、すべての民族は、それぞれ自分たちの神の名によって歩む。

しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神(聖書の神)、主の御名(イエスさま)によって歩む。」 新改訳聖書からの引用です。


1,まことに、すべての民族は、それぞれ自分たちの神の名によって歩む。

日本の八百万の神信仰は、人間にとって都合の良い神を信奉するものです。「都合が良い」とは、ご利益を与える存在、ご都合主義的な困った時の神頼み、具現化的なパワースポットなどを指し、全て人間側の視点から都合の良い信仰対象を意味しています。聖書に基づく教えは、このような神観を訂正し、民族信仰とは一線を画します。ユダヤ教を信奉するユダヤ民族は、ユダヤ人にのみ与えられた神の教え(律法)を重視し、自らを選ばれた民と自負しています。それ以外の信仰には関心を寄せる事もなく、改心へと誘う事もありませんでした。

一方でこの御言を読みますと、ヨシュアのことばを思い起こします。同胞が堕落する中(信仰による律法から離れる)約束の地へと誘ったリーダーであったヨシュアは宣言します。


主に仕えることが不満なら、あの大河の向こうにいた、あなたがたの先祖が仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のアモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、今日選ぶがよい。ただし、私と私の家は主に仕える。」 ヨシュア記 24章15節


時代がどうであろうと、ヨシュアの姿勢を真似ていきたいと考えます。


2,しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神(聖書の神)、主の御名(イエスさま)によって歩む。


この言葉は、会衆に対する祝祷を込めた信仰宣言として受け取られます。私たちにとっても、心身ともに奮い立たせるメッセージです。

私たちの神とは、今ではクリスチャンにとっても神様であって、聖書の神様は今や世界に繋がる存在です。そして主の御名とはイエスのことを指しています。つまりイエスの名によって歩む、尊いメッセージです。

2023年は大変お世話になりました。
またご愛顧頂き心より感謝致します。
新しい年もどうぞよろしくお願いします。

                中澤