ルカによる福音書2章1節〜7節
1 その頃、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。
2 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録であった。
3 人々は皆、登録するために、それぞれ自分の町へ旅立った。
4 ヨセフもダビデの家系であり、またその血筋であったので、ガリラヤの町ナザレからユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
5 身重になっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。
6 ところが、彼らがそこにいるうちに、マリアは月が満ちて、
7 初子の男子を産み、産着にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる所がなかったからである。
クリスマスを迎えました。
皆さま、おめでとうございます。
良き日を心から賛美しましょう。
紀元前に活躍した預言者の預言が実現しました。
その実現は神さまと信仰者の約束で、
その期待は長く受け継がれてきました。
また預言者たちは、その約束はみることがありませんでした。
ですが将来、じかに神さまと交わすことができるその日を崇高な日と、
先見の明(信仰)をもっていました。
やがて預言者は信仰から確信へと。揺るぎのない預言者となったのです。
紀元前、最期の預言者となったヨハネは、
救世主が働くための道備えをします。それが、まことの悔い改めです。
簡単なようで簡単ではない、生き方の改心への勧めです。
対象者はイエス。神の御子です。
ヨハネの終盤は、こころの揺らぎを微かにもちますが、
イエスは、ヨハネの心内を知り訪ねます。
姿を見ることがありませんでしたが、声が遠くから聞こえたのでしょう。
ヨハネは、以前よりも増して確信をもつようになります。
預言者は、神さまのことばを預かる者です。そこに私情を挟むことはできません。
伝えにくいことや、伝えることで恐怖を感じることもあったでしょう。
ですが一言一句、正しく伝える。また、預言者にふさわしい生き方をすることでした。
神さまの声を聞くためには、み声をきくという、常に敬虔な姿勢が望まれるはずです。
周波数を合わせて、電源を常にオンにする。
現代では再現できない環境の中で静まる。
そんなことを想像しながら、天を見上げてみるのもいいと思います。
いのり、今日は深い深呼吸をしつつ。
前回もお話ししましたが、偽りの預言をするひとがいました。
あるいは予言する人もです。
人間の将来でわかることは、平和が続かないということ。
歴史はそれを告げています。
ですが、平和をつくろうとする人は、いつの時代にもいるものです。
話は逸れましたが、
神さまが言うと言って、誤った発言はやめていただきたい。
神さまが伝えたいメッセージは聖書に書いてあります。
その聖書を愛読書にして、メッセージを聞き取りたいと思います。
その中でもイエスさまの語られた福音(みことば)と、
犠牲的愛、十字架でのことは、しっかりと受け止めていきたいと思います。
クリスマス。
イエスさまの誕生は、十字架へと、、、
そして復活に、、、
再び来るという待望につながる。
中澤竜生