何を、どの様にして伝えるのか。

□ 5月15日(日)早朝より公開します。

聖書箇所は下記の通りです。

 セールス業や、契約成立を目指す中でよく使われた言葉が「畳み込む」と言う用語です。聞いたことがあるでしょうか?「今日は必ず結果を持って来いよ。」それを畳み込んで来いよとよく言われたものです。つまり営業の場合は相手の融通を聞くばかりでは達成できないという事です。商品の良さアピールして気概をもってかかれと言うのです。高度成長期の社会はこの様な概念をもって進めて来たのだと思います。それがある時、努力なしに、あるいは安易に契約が取れる時代がきます。それが昭和の終わり頃です。

1980年代後半から1990年代初頭まで日本バブル景気時代と呼ばれている。この時代は実体経済から大幅にかけ離れ、投機によっても支えきれなくなるまでの経済状態を指します。つまり信用膨張が伴っていて、投機が停止すると一転して信用収縮に陥りました。

それと、日本の経済はアメリカの経済に負けたのが大きな要因です。つまり裁定取引による巨額利益でした。投機に関する落とし穴をまともに受けたのが原因でした。つまり見逃した。勉強不足であったのです。それで遂にバブルがはじけた(平成2年)と言われる時代を迎えるのでした。
 道が逸れました。
 言いたいことは、「イケイケには落とし穴がある」「見過ごしがある」「繊細性に欠ける」「成功に沸き立つ精神」です。実に、走り続ける間は良いのでしょうが、立ち止まった時、大切なものを見ないで過ごした事に気づく場合があるのです。
 前置きが長くなりました。
 私たちの働きは決して畳み掛ける付き合いではないと言う事です。
 つまり信じる、信じないの性急に迫るミッションではありません。つまり「気にしないから疑問へ」「疑問から理解へ」「繰り返しから肩を叩き」「信じて見ようから励まし続ける」「信じて、信じ続ける」支援であって、これを育み続ける工程があります。
大切な事はその「工程」であって。目標は「信じて良かった」と自分で納得できる生き方と告白を伴走者の証を通して伝える。これを全身全霊のミッション(ホーリースティック・ミニストリーとも称す)です。そいて目的は「迷いながらも”大切な事に焦点を合わせる”気持ち」です。これらの工程で、日々乗り越えるための信仰生活(日常)と言います。
 私には子どもがいます。友人もいます。私が伝えるモットーはイエス様が教える「信仰、希望、愛」です。その為に育み合う協力者、あるいは伴走者だと思っています。その事を時間を掛けて伝えなければいけません。
 何を伝えようとするのでしょうか。項目にまとめます。
 1、イエス様を信じる事の尊さと証。
 2、イエス様だからこそ全てに対して希望がある証
 3、イエス様と向き合うから愛が無限に湧き上がる証
 上記は対象者がいて、自分も相手も成長できるのです。決して一人では経験できない事実なのです。 
 ただ伝えればいいと言うミッションは避けて、時間が掛かってもお一人お一人を大切にしてミッション(任務と使命)を実施しましょう。